ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気シリーズ第四弾「バイオハザード4」です。
本作品は日本から始まり、そして、前作からの続き。
シリーズにする為にはあっさり都合の悪い設定も粉砕してしまいます。
前回、主人公アリスの超人的な能力、そしてクローンによるアリス軍団で、もう無敵じゃん!
って終わり方でしたが、そんな無敵設定は前半であっさり消去。
その場しのぎのアクション映画ですわ。
ゾンビ系の映画が好きとはいえ、ゾンビ映画と言ってよいのだろうか?疑問にもなります。
そして今回3D版も公開。観たのは3D版ですが・・・何でも3Dにすりゃ良いって物でもない。
3Dグラス代の+300円の回収もできない。
3Dを利用した飛びものなんかも用意されてましたが、アトラクションじゃないんだから・・・仕込み過ぎです。気持ちはわかるけど・・・
この原作のゲームは大好きで全シリーズを何度もやり込み、キャラにもストーリーにも思い入れがあります、映画はそんなキャラクター達へのリスペクトは感じられます。
が、映画、物語、ゾンビなのにホラーですらない。
前作同様と言えば前作と同じくらいのクオリティーだと思うけど、その程度。
むしろ前作の方がゾンビさんの活躍があった気がする。
ゲーム同様にゾンビもバージョンアップされているのだけど、ゾンビの良さが出ていない。
アクション映画としてなら、観れなくもないが、それでも最近のアクション映画にはかなわない。
この手のアクションならもっと素敵な作品もあるし。
まだ続けるのか!?そんな終わり方にもちょっとうんざり。3Dじゃなくても良いので、DVDでも良いかもしれません。
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