レオナルド・ディカプリオ&マーティン・スコセッシの新作。1950年代。精神を患った犯罪者を隔離、収容する病院で、とある患者の女性が行方不明に。その捜査に乗り込んだディカプリエオ演じるテディ捜査官。患者の残した暗号。
この孤島でどこに!?何かがおかしいこの病院。誰が真実を述べ、誰がおかしいのか!?という謎解きミステリー。
もう映画の予告や観る前のアナウンス(文字)まで、やけにハードルを上げてますねこの映画。
すげー謎とか錯覚!って、芸人が俺ら面白いっす!って前もってハードル上げるようなもんです。で、大丈夫なの!?って心配してきます。で、感想としてはスコセッシにこの手の映画は古すぎて駄目って事ですね。
ディカプリオの演技自体はすばらしいし、映像だって良い。雰囲気も良いし、ただこの脚本で良しとしたのは結局監督だし、このネタで良し良しとした監督の感性による責任だ。結局途中迄どれだけ良くても下手に「謎」だのを全面に宣伝してしまったからにはオチに期待がかかるわけで、何の驚きも無いエンディングには困ったものです。むしろ途中からこんなエンディングは嫌だよ!と願い始めてしまったが、その嫌なエンディングを迎えてしまい正直がっかり・・・
これは多分スコセッシもあるけど、PRを担当した会社の責任でもあるな。
別なアプローチで観客を洗脳してくれたら違う結果になったかも。
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