映画が好きなんです!

映画とDVDを中心に書いてます。 劇場での初日チェックが基本ですが、 たまーに遅れます・・・
でも、新しい映画を探している人におすすめです。 その他にもバイクと日常のこだわりをブログにしてます。

2008年08月

[映画]スターウォーズ/クローンウォーズ

スターウォーズの新作。物語だと「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間に位置するお話です。スターウォーズでもっとも有名な戦いでもあります。
なのでオビ・ワン、アナキン・スカイウォーカー、ヨーダにメイス・ウィンドゥ等おなじみのキャラはみんな登場。この時点では悪巧みに直接動いているのはドゥークー伯爵とその弟子アサージ・ヴェントレス。あのジャバ・ザ/ハットの息子!?が登場。
その息子が誘拐にあう。取り戻せれば銀河の外縁地域(アウター・リム)を巡ってジャバ・ザ・ハットと上手く関係を築けるためにジェダイとしてオビ・ワンとアナキン、そして今回はアナキンにパダワンが付く事にもなり、この3人で冒険を繰り広げます。
アニメーションで描かれていますが、正統なスターウォーズ作品の中に入るのだ。
面白かったですよ。素直に。
1点残念だったのはクローンウォーズがもっと描かれるのかと期待してたんだけど、実際はジャバの息子救出にフォーカスされていたくらいかな。パダワンの登場とアナキン達の活躍を描くために戦闘シーンは多いけどクローンウォーズが背景で救出劇がメインだった。
ストーリーとしては面白いのだけど、もう少しが欲しかったです。

スターウォーズは今後エピソード3と4の間の物語を描くTVシリーズに突入の予定で、これはこれで楽しみ。
新たな展開に期待したいスターウォーズサーガ。
子供からジジィまで楽しめる壮大な物語なのだ。

[映画]ハンコック

ウィル・スミス新作「ハンコック」を見た。
うん、楽しい映画ですね。やっぱウィル・スミス好きだわ。
ハンコックはいわゆるスーパーヒーロー。超人です。スーパーマンみたいな感じね。
でも、昔から一人でこの能力をちゃんと生かしきれず、悩みもあり、そんな中でちょっと性格的に問題を抱えている。なので、本来はスーパーヒーローとしてみんなに好かれるはずなのに、みんなの嫌われ者。そんなうまく行かない中でますます自己中な行動が避難を浴び、ますます孤立していく。
そんな彼がちゃんとしたヒーローになれるのか?という物語。

本来スーパーマンとか、性格が超善人なので良いが、普通な性格だったらどうでしょう?
ムカつく事だってある。そんな時ついやりすぎる事だってあるかもしれない。
酔っぱらい運転ならぬ酔っぱらい飛行だってあるかもしれない。
ちょっと間違うと大惨事を生み出すだけの力を持っているので、この映画はある意味リアルなみんなの心の中で思っているような状況をユーモラスに答えている。
こんなヒーローがいたっていいじゃん!とも思うし、スーパーマンにしても孤独だったりするわけで、よほどの精神が無い限りヒーローは孤独で辛いんだろうなと同情してしまう。
そんなヒーローをウィル・スミスは独特のユーモアとセンスで演じて、楽しめる映画になっています。
素直に楽しめる映画ですね。

[映画]ハムナプトラ3

シリーズ第三弾「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」見ました。ミイラを目覚めさせる事の達人一家オコーネルファミリーが今度は古代中国のミイラを目覚ませてしまう。
主人公はブレンダン・フレイザー。いつものメンバーが上海に集まり、ここから物語は始まる。小さかった息子も大きくなり、ミイラ起こしの血をしっかり受け継いでいた。
オコーネル夫妻は、今迄のミイラうんぬんでの功績やら小説やらで悠々自適な生活を行っているのだが、物足りなさいっぱいなのだ。
比較としてインディアナジョーンズとかと並べられる事もあるけど、こっちの方がコメディ的な要素が高いかも。そして、超常現象的な破壊力をもったミイラ軍団とのバトルもこのシリーズの楽しみなのだ。
まぁ、うん、エジプトが舞台の方が楽しかったな。
映画自体は楽しかったけどさ、ちょっとパワーダウンかな。
そのパワーダウンを埋めるために皇帝をジェット・リーが演じてたりで、話題を作ろうとしたのだろうけど、日本人的にはカンフーに今更魅かれるものでも無いしね。
むしろエジプトとかの話の方が楽しかったと思う。
とは言え、以前のシリーズを見ていた人も、みなかった人もある程度は楽しめるので、時間があればどーぞって感じ。
今のシーズンはライバル映画も多いし、急ぐ必要も、どうしても劇場って必要は無いかもしれません。
まぁ、間違いなくこのシリーズはこれで終わりでしょう。

主人公ブレンダン・フレイザーの新作「センター・オブ・ジ・アース」の方が楽しみです。

[映画]インクレディブル・ハルク

インクレディブル・ハルク観てきました。悩ましいね。
とてもちゃんと作ろうとした感じはするのだ。
でも、最終的には力技物の映画なので、重厚な雰囲気にはなれない。でも、主人公とヒロインの切ないラブストーリーのような新たな部分もあり、そういう意味では以前のハルクとは大きく違い、悪い印象はない。
でも、ハルク自体をビジュアル化するには無理があるよなぁ、どーしても作り物っぽさが
残ってしまうので、そこまで感情移入ができないのだ。
それでも、エドワード・ノートン演じるハルクとそれを受け入れるリブ・タイラーのラブストーリーは本当に切なくて、素敵なものだった。
異常で病的な宿敵を演じたティム・ロスも上手い!!!
ウィリアム・ハートの将軍はちょっと物足りない感じ。それくらいティム・ロスは上手いのだ。エドワード・ノートンがハルクになってしまうとね・・・・ガクンと気持ちが落ちるわ。

この映画、ちょっとした楽しいオマケが入っています。
途中に出て来る心の師匠?があの400勝無敗の達人だったり、映画の最後にはマーベリックの別なコミックの主人公が登場したりします。

最近(個人的にはボーン・アイデンティティから)リアルな雰囲気を重視した映画が増えている。完全なるヒーローから、よりリアリティのある設定が物語をそこそこウソっぽくなく、大人の楽しめるエンターテイメントとして作っている映画がブーム。
例にあげたボーンシリーズ、初心に戻った007シリーズ、ビギニングで生まれ変わったバットマン等、大人っぽい雰囲気が増えた。
今回のインクレディブル・ハルクもその路線を目指したのだろう。なので、生身で登場する部分は今っぽいし、良い感じ。ハルク自体の表現が難しいので、全体としては失敗かもしれない。

[映画]ダークナイト・バットマン

バットマンの新作「ダークナイト」を観て来た。
良い。すごく良い。
何が良いってジョーカーを演じたヒース・レジャーが最高に素晴らしい。
ヒース・レジャーは最近だとロックユーとか、ブロークバック・マウンテンが記憶に新しい。しかし、28歳という若さで急性薬物中毒の事故死としてこの世を去った。神経的な不安があったからなのか?元々天才肌なのか?そんな事は知る事はできないけど、ジョーカーは圧巻。昔のジャック・ニコルソンも素晴らしいのだけど、まったく新しく、鬼気迫るジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技力がこの新作バットマンは映画に圧倒的な重厚感を与えたのだ。
もちろん脚本も素晴らしいし、クリストファー・ノーラン監督の腕が良いのだろうけど、全米でも大絶賛されるだけの作品となった。
大人のエンターテイメントとして素直に楽しめる練ったストーリー。支える主人公のクリスチャン・ベール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインといった名優達も映画に深みを与えた。そんな名優達もぶっとぶ凄さが今回のヒース・レジャー。前作からバットマンは暗く、現実的なハード・ボイルドとして描かれている。きちんと原作のコミックを読んだわけではないけど、フランク・ミラーが描いたダークなバットマンの世界なのかもしれない。
生身で苦悩する主人公、病んだ社会とそこから生まれて来たジョーカー。
前作でもそだけど、ジョーカーと主人公は立場が違えどその精神は同じなのだ。
元々の設定では化学薬品工場で薬品の中に落ちて、あの顔になったジョーカーだが、今作では謎の男。理由も親にやられた、自分でやったなど語る内容が違う。
ある意味リアルな世界を貫いている。
そんなバットマンと表裏一体のジョーカー。
善と悪では割切れない切なさも物語に厚みを持たせている。
コミックとして考えれば、ヒーローのバットマン。
でもリアルに考えれば善人だからと勝手に裁く事が許されるわけではない。
本人もヒーローになりたいわけでもない。むしろコウモリの衣装に身を包んだバットマンは異常者と考える方が自然かもしれない。そんな病んだバットマンもあり、一方で、純粋に街の正義をも考える。しかし、ゴッサムシティ自体が抱える腐敗した政治と社会がリアルにハードボイルドに観るものに迫って来る。見ていてゾクゾクします。
それを支えているのも全てジョーカーという影。
アカデミー賞を取るんじゃないかな。
これ以上のジョーカーは望めないだろう。
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