映画が好きなんです!

映画とDVDを中心に書いてます。 劇場での初日チェックが基本ですが、 たまーに遅れます・・・
でも、新しい映画を探している人におすすめです。 その他にもバイクと日常のこだわりをブログにしてます。

2008年07月

[映画]ハプニング

ナイト・シャマラン監督最新作「ハプニング」を見た。ご存知「シックス・センス」の監督さん。独特な世界観と「色」を持った監督でもある。「シックス・センス」は素直に好き。面白かったよね。次の「アンブレイカブル」。まぁ、ちょっとトーンダウンだけど、楽しめてはいた。で、「サイン」「ビレッジ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」というクソ三部作を次々と発表し、「シックス・センス」がただのまぐれか?と思わせる活動しています。
確かに、シャマランらしさがどの映画にも感じられる映像の個性は素晴らしい。
取り組みとしてインディペンデンスなメジャー物ではできないようなアプローチをしている事は評価したいです。
とはいえ、前三作は小せーんだわ。発想が。不安や混沌とした精神の大きさが小さいんだ。
なので、見ているものを不完全燃焼のままエンディングへと誘う。

そして今回の作品「ハプニング」
前三作と比べれば楽しめる要素は増えた。シャマラン風も至る所に感じれる。
でも、やっぱこの監督の発想は小せーは。
小せーことをさも大きそうに描くこのあたりに不完全な原因があるような気がします。
それなりに色々な事があきるし、ショッキングらしきシーンも出るが、それが精一杯。
不安な感じや、追われてる感がうっすいんだわ。
この手の映画には必要じゃね?

「レディ?」なんかよりは数倍も良くなり、少しは見れる。
しかしこの時期、いや、これからの時期は
メジャー作品も並んでいるので、この作品はレンタルで十分!
レンタルでもつまんねーものはつまんねーか?

[映画]スターシップトゥルーパーズ3

ポール・バーホーベン制作のスターシップシリーズ第三弾「スターシップトゥルーパーズ3」をみたのだ。一作目で活躍したジョニー・リコが還って来るのだ。そしてこのシリーズのファン待望のアーマードスーツ「マローダー」も登場!
独特な世界観と構成なので今ひとつ当たらないシリーズでもある。
映画館も公開毎に狭まり、見に行くのも一苦労(笑)
地球連邦政府の管理下の元、軍隊に入る事こそ正義であり、連邦の為に死ぬ事こそ美学な地球。そしてそんな強靭な意思なんて吹っ飛ばすようなバグ(巨大宇宙生物)との死闘。
戦闘はグチャグシャでグロイシーンもあり、昆虫なんて嫌いですわ!なんて人には決してオススメできない素敵な内容。ファンは確かに存在するし、でもかといって熱狂的にもなれない物足りなさのシリーズでもある。正直一作目が一番良いという定番は本作でも崩れていません。とはいえ、二作目よりは良い出来です。進んでいるんだか、遅れているんだかわからん世界観。第二次世界大戦当時のスピリットそのままに装備だけ未来にしちゃいましたみたいな感じ。そこに一応人間模様のような部分が有り、連邦政府があり、でも敵はバグだったりで賑やかな映画です。こんなん書いても見る人おらんかな。特別勧めません。好きな人ならどーぞ。

さて、ポール・バーホベン監督。かつて「ロボコップ」だの「トータル・リコール」を作った人。これもこれで面白い試みだったり、独特の冒険心がある監督だけど、名前知名度の割にはヒットにつながっていない。今後は「トーマス・クラウン・アフェアー2」と「Azazel」という作品がリリースされます。
日本では製作総指揮「ポール・バーホベン」とあったけど、別なサイトでは名前も見つからない・・・・とはいえ、絡んでいるのだろうけど、力入れてんのかな・・・・

[映画]スピードレーサー

マトリックスのウシャウスキー兄弟最新作「スピードレーサー」を見た。
あのタツノコプロのアニメ「マッハ GO GO GO」の実写版です。
大きなシャレンジだと思うし、ウシャウスキーらしい映像表現なのだ。
おそらくTVで見たあのアニメを実写にするというテーマなら最高の出来だと思う。
でも、アクション&VFX映画と見るなら物足りない。
どちらの視点で見るかで評価は別れると思う。
全く新しいという訳ではないけど、チャレンジとしてアニメに実写を入れたような表現。それもCGで実写のような世界にリアルを上手くとけ込ませる。例えばスターウォーズなら実写にCGのアニメを上手く取込んだ世界なんだけど、こっちはアニメの表現世界にリアルを持ち込むという感じ。両者の違いは微妙なんだけど、TVアニメの良い世界観をそれだけ大事にしているからだと思うのだ。そういう意味で、TVの憧れていたマッハ号が走るわけです。あの音と共に足のような物が出てジャンプする。ワクワクです。様々なレーサーと熱いバトルを繰り返していくのは見ていて楽しい。
でも、そこまで。映画としての評価に絞ると物足りない感はあるのだが、でもこれは明らかにファミリー向けの映画なので文句は駄目かもね。子供なら大喜びだろう。
子供の楽しめるエンターテイメントなら大成功かもしれないけどね。
この映画の美術というか色ならティムバートンの方が得意かもしれないけど、
一度は作りたかったんだろうなこういう映画。
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