映画が好きなんです!

映画とDVDを中心に書いてます。 劇場での初日チェックが基本ですが、 たまーに遅れます・・・
でも、新しい映画を探している人におすすめです。 その他にもバイクと日常のこだわりをブログにしてます。

2006年06月

オーメン 666

オーメンのリメイクを見てきた。
リメイクという事で、この作品自体はあまりに有名でオカルトでありながら作品としての評価も非常に高い。リメイクはかなりチャレンジでもあるわけです。前回のポセイドンでもそうだったけど、有名で映画自体の評価が高い映画のリメイクは相当にハードルが高くなる。もちろん昔の作品を見ていない人もいる訳で、ある程度単体としての映画の善し悪しを判断しないといけない。非常に正しくダミアンを描いているし、世界観は描かれているので前作と比較しなければ良い方なのかもしれない。一部のシーン等は今時の観客を喜ばせる所もあったりもする。でも、何か足りない。ブーゲンハーゲンの所なのか?もっとダミアンに迫るべきなのか?もっとダミアンの危機に関して発する人物が必要なのか?もっとシンボリックにダミアンの力というか見えざる力を感じさせるようにするべきなのか?そこに関しては前作の方が印象的だと思う。やっぱ、前作を知っている人から見ると物足りない?
一つだけ、個人的にすごく感じる事がある。
今時の映画は全てが奇麗で技術もあるのだけど、奇麗すぎる感がある。
なんていうか、昔の映画はカメラ、レンズ、フィルム色々いまの技術とは違う所があり、奇麗な映像はそれなりに素敵なのだけれども、ホラー等になると奇麗すぎるのだ。
そう、なんて言うか独特の湿度のようなヌメリ感があったと思う。
それが全てクリアな映像になってしまっている。もちろん、それが有効な映画も沢山あるし、映像はクリアな方が良いのだけれど、そこは作り出す側がもう少しそういった雰囲気を感じて欲しい。クリアでものすごく湿度のあるホラーが出てきたらそれはそれでかなり素敵だと思ったりする。優れた映画はストーリー、演出、技術といった所だけではなく、観客が直接的な感じない映像のトーンまでも独自な世界を持っていたりする。
オーメンは、個人的には2作目がお気に入りだったりする。青年になったダミアンが士官学校に入り、そして自分が悪魔の子である事に気がつく。本作品はあくまで一作目のリメイク。とても2と3を作るようには思えないが、まだ少しは期待してる。
決して退屈な作品ではなかったし、悪くは無いのだから。
ただ少し・・・

そろそろ新作の話

さぁ、これからのダメ映画、期待の新作を調べてみた。
まずは、あの最悪悪趣味不愉快映画の決定版「テキサスチェーンソー・ビギニング」今年公開されたばかりで、ヒットすらしたのか判らないのに続編。というか、公開された映画を時間的に前の話。なので、あの不快な警官もチェーンソー男も元気いっぱい登場します。
続いて、ニコラス・ケイジを3本続けて。「ワールド・トレード・センター」これは、あの911テロの舞台となったビルの出来事。ニコラス・ケイジは消防士を演じています。そして、何故?という役の「ゴースト・ライダー」。アメリカのマーベルコミックの映画化。主人公の幽霊(骸骨)のバイク乗りキャラをニコラス・ケイジが熱演?もう一本は「ウィッカーマン」これは、スリラー物?行方不明の少女を探す男の役。でも、ただの行方不明ではなく、霊なのか、不思議な現象なのか現実なのかわからない状況の中で起こる話。相変わらず忙しい人気者です。(個人的には何故ニコラス・ケイジがそこまで・・と思うが)
昔の人気TVシリーズの「マイアミ・バイス」も映画で公開。コリン・ファレルとジェイミー・フォックスがサニーとタブスを演じています。昔のドン・ジョンソン好きだったなぁ・・・かなり影響受けたTVシリーズでした。音楽も良いよ!
その他には「スーパーマン・リターン」とか、今度は大丈夫か?と疑問たっぷりのシャマラン監督作品「レディー・イン・ザ・ウォーター」。アメリアでは既に大ヒットの「Xメン3」。ちょっと面白そうな所で、ユマ・サーマンの新作「My Super Ex Girlfriend」これは、題名の<Ex Girlfriend>は元カノの事で、スーパーが付くように彼女は実はスーパーマン、いや、スーパーガールだったのだ。って話。ふられた彼女を怒らせるとそれは怖い。
さらに、「The Devil Wears Prada」はファッション雑誌社を舞台にしたキャリアウーマンのちょっとおかしい物語。デビル(悪魔)とは編集長。メリル・ストリープが演じています。Pradaはあのブランドのプラダの事。ファッションセンスにはうるさい悪魔のような編集長と純な新人ライターの物語。ミラ・ジョヴォノビッチ主演は「ウルトラ・バイオレット」近未来の映画ですね。マトリックスばりのアクションが見物です。まぁ、劇場では見る事は無理な映画としては、「How To Eat Fried Worms」直訳すると<揚げミミズの食べ方>。そう、学校でちょっとした事からミミズが食えるか食えないかみたいなカケになって、色々な方法でミミズを食べようとする子供達の映画なのだ。日本公開ももうすぐな「パイレーツ・オブ・カリビアン2」とかピクサーの最新作「Cars」なんてのもある。現実の世界をリモコンで操作できる魔法のリモコンを使ったドタバタコメディーの「CLICK」とかある。題名が見つからないがかなりなマイナーっぷりで、TVゲームの世界が現実に起こる。しかもゲームは殺人鬼とかが登場して追ってくるというタイプ。ちょっと興味あります。
いやぁ、見きれねーや・・・

ゴール!

噂のサッカー映画「ゴール」を見てきた。三部作のこの映画の第一章。貧しいメキシコの青年がプロのサッカー選手になるまでを描いている話。二部ではレアルマドリッドに舞台は移り、そしてワールドカップの第三部までと、サッカー選手のサクセスストーリーを映画にしている。感想?すげーおもしれーぞこの映画。男としてはこの映画は熱いね。日本代表の試合を見て熱くなる感覚?みたいなものが映画にある。そう、映画なんだけど応援したくなる。見ていて力が入る。夢をあきらめない男のがんばりっていうか、ただのサッカー映画じゃない。設定とか全然違うけど、ある意味ロッキーのような無名な男が頂点まで上りつめるスポーツサクセスストーリーで、お約束も沢山あるけど良い意味で見ている者をのせてくれる映画。主人公のサンティアゴを演じるのはクノ・ベッカーというメキシコ出身の俳優。この映画の為に猛烈なトレーニングをつんだらしい。この作品ではちょっとだけベッカムやジタンも登場している。もちろん、第二部ではバリバリにスター選手が登場する。その中でも主人公は純粋でそして光っている。応援したくなる。周りの俳優陣達も良い味を出していて、物語に引き込まれる。マジでおもしれーぞ、この映画。

The Lake House

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キアヌ・リーブス&サンドラブロックが出演の「レイク ハウス」。この映画は2001年に公開された韓国映画「イルマーレ」のリメイクなのだ。まずめったに韓国映画を見ないオイラが何故この映画を知っているかというとそのストーリーに魅かれたわけで、素敵な映画です。イルマーレ自体とても良い映画だと思ったわけなのだけど、相変わらず韓国の男優はしょぼい。最近はチヤホヤされてるけど、どーなのよ!それって!と思ったりもする。で、レイクハウスなのだけど、ストーリーや設定はイルマーレと同じ。湖に建つモダンな家に住む男女。二人は同じ家に住んでいるが会う事はない。何故なら、お互いが住んでいる時間には2年という時間の壁が存在している。しかし、その家にある郵便箱がその時間を埋めてくれる。そう、男がその郵便箱に手紙を入れると、2年の時間を飛び越えて連絡を取り合えるのだ。その不思議な郵便箱を通し、二人の男女が魅かれあっていく。ロマンチックだろ!?
発想が好きだった。なんか良いじゃん。未来を知るサンドラと過去に住むキアヌ。
どんなに二人が思い合っても、同じ場所から同じ夕日を見ようが二人は同時に存在しない。
この二人は出会う事ができるのか!?二人の運命は?
という話。
めったにロマンスも韓国映画も見ないが、たまにはこんな映画も良いでしょ。
サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブス。この二人は過去にも競演しているし、雰囲気的にも合っている気がする。ちょっと楽しみ。
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